営農支援など求める声活発に

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多くの意見・要望が交わされた意見交換会

JA大北は12月中旬から下旬にかけて、JA管内各地区で担い手農家・認定農業者とJA役職員との意見交換会を開催した。各地区とも多くの農家が参加し、JAや地域の農業振興に関する意見・要望が出された。
12月18日には中部地区(大町市)、19日には北部地区(白馬村、小谷村)、23日には南部地区(池田町、松川村)で開催。このうち、18日に大町市のJA本所会館で開いた中部地区の意見交換会には、同市内の農家とJA役職員約50人が参加。会では、実際に地域の中心となって活動している若手農家や営農組合の取り組みについて発表や、営農部より同JAの農業生産振興について説明があった後、意見を交わした。農家からは米の販売と、カメムシによる着色粒の対策、営農技術員の指導体制、園芸振興についてなど数多くの意見・要望が出された。
JAの山田高司組合長は「今回頂いた意見・要望等も踏まえ、水稲・園芸ともに引き続き、農業所得の増大と持続可能な農業の発展に向け、尽力していきたい」と話している。
管内担い手農家、認定農業者との意見交換会は、JA自己改革の一環として毎年各地区で年一回ほど開いている。安定した農業所得の確保と増大が課題となる中で、農産物の生産・販売の取り組み方など、農家から直接声を聞き、JA事業に反映していく考えだ。

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