地域の農業グループに農機メンテナンス講習会開催

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JA職員の説明に耳を傾ける参加者

12月10日、塩尻市の農家を中心に活動するグループ「塩尻市考える農業学習塾」は、日頃から使用している農業機械のメンテナンスについて講習会を開いた。
会場のJA塩尻市園芸流通センターには、果樹部門の11名が参加した。講師は、同JA中央工機センター農業機械課の野田康将課長が務めた。
講習会では、刈払機、管理機、乗用草刈機の家庭でできる点検方法や手入れの仕方などが説明された。特にトラブルの多い燃料については、今シーズンの使用が終わったら燃料タンクやキャブレターの中の燃料を抜くようにすると春先しっかり使えるようになるなどのアドバイスがされた。参加者からは、部品の交換時期などの質問がされた。
同JA中央工機センターの中村広治センター長は「正しい知識を習得して事故防止に努めてほしい」と呼びかけた。
参加した川窪澄人さんは「とても勉強になった。少しでも自分で点検・整備して農機具を長持ちできるようにしたい」と話した。
塩尻市考える農業学習塾は、仲間づくりと農業の学習を目的とした会で、現在27名が在籍している。就農・野菜・果樹の部門に分かれ、持っている知識や技術を提供し合いながら、学習会を開いたり、イベントで野菜などの販売をしている。

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