甘さよし、いい仕上がりのリンゴに サンふじ選果始まる

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営農指導員より規格の説明を受ける農家ら

JA大北と同JAりんご生産部会は11月13日、リンゴのサンふじを中心とした晩生種の目揃え会を大町市平の同JAりんご選果場で開いた。
目揃え会には大町市や松川村などの生産者ら約40人が参加。JA中部営農センターの営農指導員が、選果場の選果機センサーによる着色度、熟度の数値と見本を基に出荷基準の目安、腐敗果や異品種を混入させないなどの出荷時の注意点を説明した。参加した生産者らは実際に見本のリンゴを手に取りながら、基準を確認していた。
同センターによると「晩生種の生育はほぼ例年並みに推移した。特にサンふじについては、糖度が比較的高く、味がしっかりとのった仕上がりとなっている。農家の皆さんには時期を見極め、適熟での収穫をお願いしたい」としている。
JA選果場では、すでにシナノゴールドや王林の受け入れを始めており、サンふじの受け入れも11月11日より始めている。サンふじの選果は12月中旬頃まで続く予定。
同JAでは、主に中京・北陸方面の市場に、サンふじを始めとした晩生種13,500箱(1箱/10kg)を目標に出荷を計画している。

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