今年の味楽しむ

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新酒会を楽しむ参加者

11月8日、県内唯一直営ワイナリーを持つJA塩尻市は、今年醸造した新酒ワイン「オータムクロープス2019」を楽しむ新酒会「ヌーボー2019」を開催した。同JA本所を会場に57名の地域住民、ワイン愛好家らが集まった。
新酒会は今年で3回目。会場には、新酒ワイン「オータムクロープス2019」のコンコード、ナイアガラが用意されたほか、新酒ワインを炭酸水やコーラ等で割って楽しむカクテルのコーナー等を用意した。
今回は、JA女性部と青壮年部が共同で企画、準備した。今年は、女性部員が作った栗おこわやねぎのグラタンなどワインに合う料理を用意したほか、会場入り口にはブドウの絵などを装飾し手作りにこだわった。
今年醸造したシャインマスカットワインで乾杯し新酒会が始まると、参加者は手作り料理と新酒ワインの味に舌鼓を打った。JA女性部に所属しワインエキスパートの資格を持つ臼井喜子さんは「ワイン愛好家、JA、ワイナリー工場長、みんなで楽しむ新酒会が開催できて嬉しい」と話した。また、青壮年部員が塩尻ワインの歴史をクイズ形式で紹介し、会場は盛り上がりを見せた。
塩尻市は、県内有数のワイン産地だが、新酒会を開催しているところは少ない。臼井さんを中心にJA塩尻市ワインを多くの方に飲んでもらいたいという思いから新酒会の開催に至った。
毎年参加しているワイン愛好家の男性は「手作りにこだわった新酒会でとてもJAらしさを感じる。新酒と料理がとても合う」と笑顔で話した。

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