りんご サンふじ出荷本番

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営農指導員の説明に耳を傾ける生産者

11月6日、JA塩尻市果実常任委員会りんご部会(川上今朝弘部会長)は、管内のりんご生産者を対象に「サンふじ」の出荷目揃い会を開いた。桔梗ヶ原果実共選所には60名の生産者が集まり、出荷時の注意点やスレや裂果などで生食用と加工用に回すものなど現物を見ながら出荷規格の内容を確認した。営農指導員からは「果実表面だけでなくリンゴの尻部(がくあ部)の着色も確認して収穫してほしい」と呼びかけられた。
今年度は、春先の霜の影響も含めて昨年より出荷量が1割から2割減と予想される。9月に入り降水量が平年の約1割と少なかったことから全体的に小玉傾向となった。品質は、11月に入り霜や朝晩の寒暖差等で成熟が順調に進んできている。11月7日より荷受け、11月8日に選果を開始し、12月はじめまで出荷を予定している。
川上部会長は「スレやサビなど見受けられるが、目揃い会でしっかり確認して出来る限り出荷して欲しい」と呼びかけた。
管内のサンふじは主に徳島、高松方面に出荷され、5850ケース(1ケース10kg)を計画している。

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