お米で繋ぐ第二のふるさとづくり 中学校・高等学校へ新米送る

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新米の発送準備を行う職員

JA大北観光課は11月上旬から中旬、今年春から秋までの間に学校教育旅行の受け入れを行った中学校、高等学校に対し、大北地域で収穫された、令和元年産「あきたこまち」「コシヒカリ」を送付した。
同JA観光課では、組合員を中心とした旅行の受付等を行う「送客事業」とあわせ、学校教育旅行などの誘致を行う「誘客事業」による受入れも積極的に行っている。「学校教育旅行」(農村生活ふれあい体験)では、農村でのありのままの生活や人と人との交流から生まれる喜び、感動、思いやりなど、一期一会を大切にした互いの心を通わせる大切な機会を提供している。
今回の米の送付は、食を通じて人と人との繋がりを深め、農業に興味を持ってもらうとともに、実際に食べてもらうことで、米の美味しさと日本の食文化について改めて理解をしてもらい、消費拡大につなげるのを目的としており、4月から9月にかけて受け入れた、関東から関西の学校9校に新米を送付。生徒一人当たり1キロで、約2400キロを送付した。また、米と一緒に地域の観光パンフレットも同封した。
同課の丸山匠係長は「『お米で繋ぐ第二のふるさとづくり』の実現に向け、食と農を地域資源とした持続可能な都市農村交流を『学校教育旅行』を通して実践し、未来の消費者づくりにつながれば」と話している。

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