白ネギ出荷本格化 栽培農家も増加

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白ネギの共選作業を行うJA職員ら

松川村の当JA野菜集出荷場では10月16日より、JAの園芸推進品目でもある白ネギの共選作業が始まり、現在、出荷が本格化している。
白ネギはJAの園芸推進品目のひとつとして近年、推進に努めている。新規栽培者や増反者への苗代の助成、簡易移植機などの貸し出しも行っている。今年は栽培農家数も増え、昨年度の定植面積より約2ヘクタールほど増加し、5.6ヘクタールで栽培。
今年の栽培状況について、大町市常盤のJA南部営農センターの指導員は「夏の多雨などによる、病気の発生等も比較的多かったが、防除も間に合い、太くいいものに仕上がっている」と話している。
共選作業では、根を切り、葉の枚数を揃え、大きさごとに分けたあと、出荷用の箱に詰める。
選別された白ネギは主に中京方面へ出荷。出荷作業は12月中旬頃まで行われる予定。同JAでは昨年度の17000ケース(3キロ/箱+5キロ/箱)を上回る、25000ケース(3キロ/箱+5キロ/箱)の出荷を目指すとしている。

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