交流会で地域の活発化へ 集いinやしろ仁科の里の交流会開催

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多くの人で賑わった交流会

大町市の社地区支え合い協議体とJA大北が同市から業務を受託して運営する同市南部地域包括支援センターは11月23日、「集いinやしろ仁科の里の交流会」を同市社公民館で開催した。約130人が参加し、講演会やランチ交流会を通して親睦を深めた。
イベントを主催した同協議体は、介護保険制度「生活支援体制整備事業」の一環で、情報共有と連携強化を行い、より安心してくらせる地域社会づくりを推進する場として位置づけられており、全3回の準備会を経て、今年2月に、同市内南部地域にあたる「社地区」と「常盤地区」の2地区で発足。現在、協議体のメンバーで、同センターから任命された「地域づくりサポーター」は22人。任期は3年。課題解決や生活しやすい地域づくりに向けて日々活動している。
交流会では信州大学医学部整形外科の中村幸男先生を講師に「寝たきりゼロを目指したコツコツ(骨々)対策」を演題とした、骨粗しょう症対策について講演会が行われたほか、同包括支援センター職員によるダンスユニット「スマイルダンサーズ」による介護予防体操の披露、バンド「冬ソナーズ」のスペシャルコンサートも行われ、大変賑わった。その後お昼にはランチ交流会が開かれ、参加者はお昼を食べながらお互いに談笑していた。
会を主催した同協議体メンバーの原忠広さんは「近年家に引きこもりの人なども増えてきている。そういう人たちも含めて、社地区内に住む住民の交流を図ろうと会を企画。是非これからもこういった活動を継続していき、お互いに顔見知りの増え、地域の活発化につながっていけばうれしい」と話していた。

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