小海小学校5年生「米作りの収穫祭で餅つき体験」

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餅つきを体験する児童

JA長野八ヶ岳小海支所は、毎年1支所1協同活動の一環として、小海小学校5年生のもち米作り支援を行っている。食農教育の一環で春から取り組んでいて、9月の下旬に稲刈り、収穫をして、10月24日に脱穀、11月14日には保護者も参加して、収穫したもち米を使い収穫祭を開いた。
収穫祭当日は朝から準備を進め、昔ながらの杵と臼を使って餅つきを行った。児童の中には初めて杵と臼に触れる子も多く、保護者の手本を見ながら餅つきを体験した。作った餅は、きなこ、あんこ、大根おろし、砂糖しょう油などで味付けをしたほか、沢山の野菜を使った具だくさんの豚汁も一緒に作った。会食には、1年を通して米作りを指導した小海支所組合員の武川和雄さんとJAの担当職員2名が招待された。
会食に併せて、児童一人ひとりが田の作り方や稲の成長など、収穫祭を迎えるまでに体験したことや勉強したこと、学んだことなどをまとめて保護者や職員に向けて発表した。児童は「田植えから稲の管理や稲刈り、脱穀、餅つきなど、どれも大変だったが、おいしいお餅を楽しく作ることができて良かった。」と話し、自分たちが作ったもち米の味を噛みしめ、食の大切さを笑顔で実感した。

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