中生種選果始まる 出荷前に基準確認

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JA営農指導員から出荷基準について説明を受ける生産者ら

JA大北と同JAりんご生産部会は9月27日、リンゴの中生種目揃え会を大町市平の同JAりんご選果場で開いた。大町市や松川村などの生産者約30人が参加。JA中部営農センターの営農指導員が、選果場の選果機センサーによる着色度、熟度の数値と見本を基に出荷基準の目安を説明し、参加した生産者らは基準を確認していた。
同センターによると「生育はおおよそ平年並みに推移した。長雨後の、高日射で葉摘みができず、着色不足が一部であるものの、熟度・糖度はよく、良質に仕上がっている。今後も引き続き適期での収穫をお願いしたい」としています。
また、台風により風落被害してしまったリンゴの受け入れについても説明があり、中生種を主な対象品種とし、10月4日まで同選果場と松川村の松川野菜集出荷場にて受けいれる。
JA選果場では10月初旬から秋映の選果を行っており、10月中旬よりシナノスイートを中心に選果が始まる。今年の中生種の出荷は、主に中京・北陸方面の市場に11,700箱(1箱10キロ)の出荷を計画している。

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