JA長野中央会と農協観光、県やJA県グループなどでつくる「おいしい信州ふーど」キャンペーン推進委員会は9月中旬、JA佐久浅間管内で「食の安全・安心を学ぶJA直売所ツアー」を初めて開いた。公募による30人ほどが参加し、旬のプルーンやリンゴの収穫体験、JA直売所での買い物などを楽しんだ。
JA佐久浅間の臼田プルーン選果場では、担当者がプルーンの出荷までの作業や予冷技術、流通の仕組みなど説明。佐久穂町の圃場（ほじょう）では、生産者からプルーンの説明や取り方を教わりながら収穫をしたり、試食をしたりした。また、リンゴ狩りも体験した。
佐久市の道の駅ヘルシーテラス南佐久では、地元の食材を使ったランチバイキングや買い物を楽しんだ。また、JAの特産ブランド「望月高原ヨーグルト」を生産する「しらかばアイスヨーグルト工場」では、「望月高原ソフトクリーム」を試食した。
参加者は「収穫体験は初めてなので、楽しかった」「目的を持った旅でよかった」「佐久はプルーンの産地だと直売所へ行って改めて感じた」「昼食もありがちな加工食ではなく、工夫され『地産』が味わえてよかった」と話す。