裂果少なく熟度◎

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果実を見ながら規格を確認する生産者

JA塩尻市果実常任委員会ぶどう部会は12日、ブドウ「シャインマスカット」を栽培する生産者を対象に出荷目ぞろい会を開いた。
ブドウ共選所には100人を超える生産者が集まり、営農指導員の説明に耳を傾けた。
今年は、7月に降雨が続き、日照不足による着色の遅れが心配されているが、熟度は順調に進んでいる。営農指導員は「カラーチャートを利用して果皮色をしっかり確認して収穫してほしい」と呼び掛けた。
出荷時の注意点として、箱詰めの際は軸を箱の中に入れ込んで荷造りすること、同じ箱に入れる房の色をそろえることなどを伝えた。
生産者の塩原玉基さんは「今年は着色が遅れているが、裂果は少なくて安心した。熟度を見て収穫したい」と話した。
管内の「シャインマスカット」は7500ケース(1ケース5キロ)の出荷を計画する。出荷は現在、始まっており、9月下旬から10月上旬にかけて最盛期を迎える。

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