油断大敵-特徴理解して

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刈り取りを実演した安全講習会

JA大北とJA農業機械銀行受託者部会は9月上旬、コンバインなど農業用機械の安全講習会を池田町の水田で開いた。大町市や池田町、松川村の生産者ら約40人が参加し、作業時の注意点などを再確認した。
伊藤宏昭部会長は「本格的な収獲時期に入る。秋の農作業安全運動月間でもあるので、講習会で農作業安全などについて再確認し、収獲に努めてほしい」とあいさつした。JAの窪田義雄常務は「おおむね平年並みの収穫期となった。安全意識を高めて、事故のないように作業を進めてほしい」と話した。
県北アルプス農業改良普及センターが、水稲の生育状況と各地区での刈り取り適期や、過去の事故例を基にコンバイン操作の注意点について説明。メーカー担当者が農機の特徴など説明し、刈り取りを実演した。
JA管内では9月初旬から酒造好適米を中心に収獲が始まっている。今年は春先の天候不順や梅雨の長引きによる低温、日照不足はあったものの、出穂も平年と同時期、生育は平年並みとなった。JAと同普及センターは「今後の気象動向にも注意して刈り遅れないように注意してほしい」と呼び掛けた。

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