新品種情報を共有

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ブドウ園地で新品種を見る部員

JA塩尻市青壮年部は9月上旬、部員の知識向上と親睦を目的に新品種検討会を開いた。部員25人が参加し、生産品目別に分かれて、新品種栽培の視察や作物の生育状況の確認をした。
野菜・米穀の生産者5人は、塩尻市の長野県野菜花き試験場を視察。堆肥と肥料の三要素(窒素、リン酸、カリ)の割合を変えて同じ品目を栽培する試験や、アスパラガスの試験栽培などを見学した。また、レタスの新品種栽培では、欧州から取り入れたメッシュ素材のセルの中で栽培した苗に興味を示していた。
果樹生産者20人は、部員3人の園地で今年のブドウの生育を確認した。2月に部員で剪定(せんてい)した枝を観察した他、部員同士で今年の生育状況を共有した。また、各園地で珍しい品種を試食するなどした。参加した部員は「自分の園にはない品種や鳥害対策など参考になる」と話した。
最後は、全員合流して懇親会を開き、意見交換し、親睦を深めた。

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