安定した甘さ食卓に-豊水

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梨を見ながら規格を確認する生産者

JA塩尻市果実常任委員会なし部会は10日、「豊水」を栽培する生産者を対象に、出荷目ぞろい会を開いた。桔梗ケ原果実共選所に約70人の生産者が集まり、出荷時の注意点や出荷規格を確認した。
今年は、4月28日と5月8日の霜の影響で大幅な収量減が予想されるが、生産者は、熟度管理をしっかりとしたことから、安定した甘さを期待している。
出荷規格の確認では、変形などを説明し、持ち込み可能なものを確認した。営農指導員は「1玉でも多く出荷してほしい」と呼び掛けた。出荷量は、約7200ケース(1ケース10キロ)を計画。主に名古屋方面に出荷する。
柳沢勇一部会長は「霜の影響で変形果が多かったが、台風の被害はなかったので安心した。今後の天気で収量を少しでも増やしていきたい」と話した。

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