ブドウ積極出荷呼び掛け

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ブドウを見ながら規格を確認する生産者

JA塩尻市果実常任委員会ぶどう部会は9月上旬、「巨峰」「ナイヤガラ」「ピオーネ」を栽培する生産者を対象に出荷目ぞろい会を開いた。100人を超える生産者が集まり、出荷規格や出荷時の箱詰めなどの注意点に耳を傾けた。
今年は、7月中・下旬に降雨が多く玉伸びは良かったが、日照不足などの影響で着色不足が見られる。着色が不十分なものは加工用の対応も検討している。酸が抜けるのが遅いことから「食味をしっかり確認して、焦らず出荷してほしい」と呼び掛けた。「巨峰」は9月の第3週、「ナイヤガラ」は第3週から第4週にかけて積極的な出荷をするよう呼び掛けた。
「ナイヤガラ」の生産者は「今年は生育も順調で味も良い」と話した。
管内の「巨峰」は8000ケース(1ケース5キロ)、「ナイヤガラ」は1万5000ケース(1ケース2キロ)の出荷を計画している。

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