花品質管理徹底を誓う

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JA指導員の説明を聞く生産者

JA長野八ケ岳花卉(かき)専門委員会は2日、北相木村の花卉共選所で秋彼岸に向けた査定会を開いた。花き生産者20人が参加した。JAの担当指導員が収獲期前半の販売結果などの総括を報告。彼岸に向けては雨天時の採花や荷物の詰め過ぎによる蒸れなど、この時期にトラブルの元になりやすい注意事項を確認した。
今年の花き生産は記録的な夏場の低温により、各産地で品質の低下や、出荷できず廃棄する品物が多くあったが、盆以降も大きな値崩れは生じていない。通常では販売の厳しい時期だが各品目とも順調に価格は推移している。彼岸は天気に左右されやすい時期だが、価格的には良い状況とみて、秋彼岸の需要期を前に準備を整えている。
生産者は「例年にない夏の低温により出荷時期や数量に影響が出たが、今回確認した注意点を意識して花の品質管理を徹底していきたい」と話した。

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