露地ブドウ来月出荷

「露地ブドウ来月出荷」の画像
販売アップに向けて団結を確認する部会員

長野県のJA中野市ぶどう部会はこのほど、同市のぶどうセンターで2019年度の「露地ぶどう生産者大会」を開いた。
部会員や卸売市場、JAの関係者が出席。間もなく本格的に出荷が始まる露地ブドウの販売方針や出荷計画、市場情勢、今後の生産振興などを話し合った。
販売方針として「売れる商品を売れる時期に出荷する」を掲げ、消費宣伝会を開いて多くのファンを獲得し、手取りアップを図っていくことを確認した。
生産振興を進めている「シャインマスカット」は、全国的な生産量の増加で産地間競争の激化が見込まれることから、「まずは自分が食べて、『うまい』と思う物を出荷する」を合言葉に、食味重視を徹底し、JAの売り場確保に注力することを生産者全員で共有した。
管内の露地ブドウは9月1日に「巨峰」「ナガノパープル」、4日に「種なし」巨峰」、16日から「シャインマスカット」の出荷がスタートする予定だ。
徳武英明部会長はあいさつで、「私たちの仕事は生産物を出荷すれば終わるわけではなく、実際に消費者の口に入るまでが仕事だ。部会員全員で今まで以上に品質向上に努めていこう」と激励した。

MENU