トウモロコシ収穫祭にぎわう

「トウモロコシ収穫祭にぎわう」の画像
収穫を楽しむ親子ら

池田町会染内鎌地区の農家有志でつくる内鎌十日会は、「内鎌もろこし収穫祭」を同町の畑で開いた。消費者がトウモロコシのもぎ取りを体験できる催しで、収穫の喜びを知ってもらおうと毎年開き、今年で9年目。県内外から約400人が来場した。
同会は、転作田でトウモロコシを栽培。今年は春先の霜や長雨の影響などで生育が遅れたが、品質は良いものとなった。今年は、地元直売所への出荷用の他、一般開放の畑を約20アール用意。来場者は、大きく育ったトウモロコシを収穫し、一袋に5本を詰めた。会場では、同地区特産品のかんぴょうを使ったみそ汁でもてなし、地元野菜などの直売も行った。
同町から参加した家族連れは「毎年参加している。トウモロコシが大変甘くておいしいので、今年も楽しみにしていた」と話し、収穫を楽しんでいた。
同会の田中一夫会長は「例年に比べ収穫は遅れたが、品質は良く甘いものができた。会員が愛情を込めて育てたトウモロコシを多くの人に味わってもらえればうれしい」と話していた。

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