家畜の命に感謝、畜産農家ら祈り

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農協牛乳で献杯する参加者

JA塩尻市畜産部会は8月上旬、塩尻市郊外にある高ボッチ高原牧場で畜魂祭を開いた。部会関係者、JA、市農政課の職員ら12人が参加。牧場入り口に設置してある畜魂碑に花や酒を供え、家畜へ感謝の気持ちを表した。参加者は黙とうをささげ、農協牛乳で献杯した。
畜魂祭は、家畜のいる家庭で馬や牛などの家畜が死んだ際に祭ったことが始まりとされる。現在、管内には畜産農家が10戸ほどあり、同牧場では6~10月、健康な乳牛を育てるために、妊娠している若い牛を中心に放牧。今年は19頭が放牧されている。
JAの濱一成専務は「家畜の命に感謝をし、畜産業をこれからも継続していけるよう祈りたい」と話した。

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