収穫時の注意点確認

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収穫前の「シナノリップ」を確認する農家ら

JA大北は8、9の両日、大町市と松川村の園地で「つがる」を中心とした、リンゴの早生種の収穫前講習会を開いた。
松川村で8日開いた講習会には、生産者ら13人が参加。JA南部営農センターの営農指導員を講師に、落果防止剤の散布時期、着色管理、収穫時の注意点などについて確認した。
営農指導員は「今後の高温による日焼け果の発生が予想されるので、適切な管理に努めてほしい」と呼び掛けた。県北アルプス農業改良普及センターの技術員は「シナノリップ」の適熟の基準を説明。実際に園地で収穫前の熟度や味を確認した。
参加した農家は「梅雨明けからの高温続きで、日焼け果が少しずつ発生している。引き続き徹底した栽培管理に努めていきたい」と話していた。
JAは「つがる」など早生種の受け入れを8月下旬から始める。27日には、同品種の目ぞろえ会を大町市のリンゴ選果場で開く予定だ。

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