子牛4万円下落

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子牛共進会で最優秀賞を受賞した雌牛のせり

JA全農長野は8月上旬、木曽町の長野県中央家畜市場で定例市場を開いた。
和牛子牛327頭が上場し、324頭が成立。子牛全体の平均価格は前回6月市場から4万1881円下げて73万8204円。米中貿易摩擦による景気減速の懸念を背景に、枝肉相場の下落や購買者の参加が少なかったことなどが影響し、8月という牛肉需要期の市場としてはやや低調な取引となった。去勢子牛は177頭が成立し、平均価格は前回より4万8081円安い77万3616円。雌子牛は147頭が成立し、平均価格は前回より3万2829円安い69万5564円だった。
せり前に行われた子牛共進会は去勢、雌ともに4頭が出品され、入賞は全て木曽地域産の牛が占めた。
結果は次の通り。
◇去勢牛▽最優秀賞=松原茂延(大桑村)▽優秀賞=井領稔(上松町)◇雌牛▽最優秀賞=横井勝美(同)▽優秀賞=井領稔(同)

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