歓迎!りんごオーナー JA大北

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契約したリンゴの木の前に笑顔で立つオーナーら

JA大北は7月下旬、2019年度りんごの木オーナー開園式を大町市のJA本所会館で開いた。全国各地から約200人のオーナー家族らが参加した。
収穫も含めたグリーン・ツーリズムの一環で大町市内のリンゴ農家が中心となり、1983年から取り組んでいる。今年は13人の園主に311本の申し込みがあった。再契約者も8割以上と多く、人気の事業だ。
開園式でりんごオーナー部会の小林文明部会長は「良いリンゴになるよう仕上げるので期待してほしい」とあいさつ。JAの山田高司組合長は「3000メートル級の山々からの恵の水と昼夜の寒暖差で最高のリンゴが出来上がる。交流の輪が広がり、たくさんの笑顔が生まれればうれしい」と歓迎した。
オーナー家族らは、自分の木を決め札を掛けた。園では野菜を振る舞ってもてなし、交流を深めた。
同市常盤の小澤治人さんの園には、横浜市の宇佐美拓さん(40)家族5人が来園。「収穫がとても楽しみ。子どもたちが農業に携われるのもいい」と話す。小澤さんは「農園の雰囲気も楽しんでもらえれば」と話す。収穫は11月上旬から中旬。

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