持続可能な地域社会を

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カードゲームでSDGsによる「持続可能な社会」の創造を体感したワークショップ

長野県協同組合連絡会は16日、長野市のJA長野県ビルで「協同組合シンポジウム~SDGs自分と世界のつながりをカードゲームで体感する」を開いた。構成団体の組合員や役職員ら96人が参加した。国際協同組合デー記念月間(7月)に合わせて開催。「持続可能な社会づくり」をテーマに、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の理解を深めた。
SDGsの理解促進に向けて活動する「イマココラボ」の桝田綾子ファシリテーターが「カードゲーム『ゲームで体感するSDGs自分と世界のつながり』と題しワークショップを行った。
カードゲームでSDGsによる「持続可能な社会」の創造を全員で体験する。参加者に「人生の目標」カードが与えられ、自分の手持ちの「お金カード」「時間カード」「プロジェクトカード」を使い自身の人生の目標を達成する。「プロジェクトカード」を使っている間に、自分たちを取り巻く「世界」が大きく変化し、一人一人の暮らしや選択が「世界」に与える影響を体験する。
ゲーム後の振り返りなどで、多くの発見や気付きにつながる。参加者は「SDGsとは何か、ということが理解しやすかった」「協同組合の精神とSDGsの発想は似ていると思った」「世界はつながっている。自分に何ができるか、考えたい」と話す。
この他、第96回国際協同組合デー第48回長野県協同組合連絡会宣言を採択。「協同組合による持続可能な地域社会づくり」に向け、組合間の連携強化や相互理解、運動の拡大を再確認した。

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