財務体質改善など強化

貯金平均残高は前年比1.5%増の2兆7259億円、貸出金平均残高は前年比1.6%増の3858億円となった。
超低金利下での運用環境難の中、効率運用に努めるとともに財務体質改善やコスト削減に取り組み、当期剰余金は91億4200万円を計上。奨励金・事業分量配当金185億円をJAに還元した。
県JAバンクでの農業所得増大と地域活性化への取り組みでは、県域独自事業として3カ年継続した「長野県JAバンク県域サポート事業」(実績総額約10億円)により、農機具購入応援事業などの助成施策を中心に積極的に対応をした他、取引先農業法人などとのネットワークを生かした「食農ビジネスマッチング」の取り組みにより、2018年度は55件を取り扱い、うち19件が商談成立となった。
また、顧客基盤の維持・拡大への取り組みでは、純新規顧客が対象の「デビューマルシェ」や、年金受給者取引の拡大に向けた各種キャンペーン実施などにより、JA貯金は3兆2084億円と前年比1.8%の増加となった。

MENU