病院再構築事業が完了

保健事業は、地域ぐるみの健康管理活動を積極的に展開し54万人が利用した。
医療事業は、地域連携強化により外来利用者が5年連続で前年を上回る213万3000人、入院利用者は2年ぶりに前年を上回る123万5000人だった。福祉事業は、JAグループ一体となった事業を展開するとともに、2019年4月のJA上伊那介護保険事業移管に向け、協議を進めた。介護保険事業延べ利用者は82万2000人だった。
医療情勢の変化に耐え得る経営基盤確立・強化を目的に、南長野医療センターとして業務統合した新町病院・篠ノ井総合病院の19年4月経営統合に向け、体制整備ならびに連携強化に努めた。11年から始まった病院再構築事業(基幹病院の全面改築など)では、19年3月佐久総合病院本院の竣工(しゅんこう)をもって一連の事業が終了した。
経営収支は、事業収益が前年比2.4%増の992億8100円、事業費用は前年比0.9%増の995億2400万円、当期剰余金は8億6500万円(計画2100万円)と6期ぶりに黒字を計上した。

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