自己改革に向け、対話技術磨く

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グループで演習する参加者

JA長野中央会は6日、上田市のJA信州うえだでJA自己改革に向けて話し合いの技術を学ぶファシリテーション研修会を開いた。県内JAの支所長や組合員組織・協同活動担当者らが対象で、18人が出席。7日は伊那市のJA南信会館で開き、12人が参加した。
JA自己改革では、農業者や組合員とのしっかりした対話活動が求められている。ファシリテーションの手法を学び実践することで、組合員との信頼関係を築き強化することが狙い。
JA大阪中央会教育研修センターの北畑順造元センター長が「JAの話し合いの文化を変えよう」と題し、ファシリテーションの手法やファシリテーターの役割などを研修した。
ファシリテーションは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまく事が運ぶようかじ取りをすること。この機能を担う人がファシリテーター。その役割は、話し合いなどで人や意見に対して中立的な立場でプロセス(過程)を管理し、チームワークを引き出し成果が最大となるよう支援する。
そのための役割や話しやすい場づくり、場づくりのポイントなどを演習を交え習得した。
出席者は「ファシリテーションの意義を理解できた」「意見集約の方法や会議の進め方など参考になった」と話す。

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