リンゴ栽培講習会、作業の注意点説明

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JA営農指導員から説明を受ける生産者

JA大北とJAりんご生産部会は5月中旬、リンゴ栽培講習会を大町市と松川村の園地4カ所で開いた。約60人のリンゴ生産者が、生育の状況や今後の摘果作業を確認した。同村の園地では生産者20人が参加した。JA営農指導員と県北アルプス農業改良普及センターの担当者が、4月からの各地区の生産状況とこれからの摘果作業の注意点、病害虫防除などを説明した。
JA南部営農センターの伊藤輝夫課長は「4月下旬に、凍霜害が発生した。地域や品種によって被害程度は異なるが、果実品質への影響が出ることも想定される。今後の様子をしっかりと見ていきたい」と説明。「今後の摘果は品質を見極めながら、適期の作業をお願いしたい」と呼び掛けた。同村の生産者は「比較的凍霜害の被害程度は軽かった。今後の状況も見極めながら生産に取り組んでいきたい」と話していた。
JAは6月に、仕上げ摘果、高密植矮化(わいか)栽培などの各種栽培講習会を予定。良質玉生産に向けて農家を支援していく。

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