水稲育苗で講習、温度管理に注意

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営農指導員の説明に耳を傾ける生産者

JA塩尻市米穀部会は22日から26日まで、管内の米穀生産者を対象に水稲育苗管理講習会を各地区で開いている。22日に開いた広丘野村地区では、6人が参加。田植えまでの育苗管理や育苗中の主な病害と原因などの説明を受けた。
今年は日中の気温が比較的高いので、出芽期はビニールハウスの温度が急激に上昇する傾向があり、温度の高い日中はビニールシートを開けて換気をするよう呼び掛けた。水管理については、播種(はしゅ)時に床土などにかん水した分で足りるが、温度の上昇で土が乾いてしまった場合は、土が湿る程度にかん水するよう伝えた。
営農指導員は「塩尻市の特徴として朝晩と日中との温度差が激しいので、出芽後の管理として夜間は10度以下にならないように保温マットなどで保温し、温度管理に注意してほしい」と呼び掛けた。

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