花き生産増と、品質の向上を

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19年度の基本方針などを確認した総会

JA長野八ケ岳花卉(かき)専門委員会は4月上旬、2018年度通常総会を小海町のJA小海支所営農センターで開いた。19年度の基本方針に、生産量の増加と品質の向上、花き生産の振興を掲げた。
総会には、専門委員ら関係者約40人が出席。18年度事業と収支決算を報告し、19年度の事業計画と予算案、支所賦課金徴収方法案を審議し、全て可決した。
18年度は、例年より早い梅雨明けや夏の猛暑、多発した台風などが影響し、白さびやハダニの発生などで下位等級率が上昇したが、価格は暴落することなく安定していたことから、前年度を上回る実績となった。
19年度は、省力品種の問題点を克服し、上位等級品の出荷比率を高めること、コスト面や施設管理を見直し、持続可能な体系の確立を目指すことなどに取り組む。また、新規生産者の勧誘、新品目の導入を推進し、新しい産地づくりに努めることなどを出席者で再確認した。

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