それぞれの取り組み宣言を掲げるJA女性組織代表
JA長野県女性協議会は10日、創立70周年記念事業キックオフイベントを長野市のJA長野県ビルで開いた。「食卓がつなぐ昭和~平成~令和」を統一テーマに、県内16JAに集う1万8000人の女性たちが協同の力で9月まで地域でさまざまな活動を展開する。伝統食や郷土食の伝承、次世代への食農教育などに取り組み、10月に開く創立70周年記念式典で、成果を発表する。
同協議会は1949年4月10日に長野県農村協同組合婦人協議会として設立し、今年70周年を迎えた。
この節目の年に、女性組織会員の団結力を発揮し、社会貢献活動に挑むことが目的。
設立時からの共通の願いは、家族、地域、農、食の問題を暮らしの視点で考えることだ。
そこで、女性組織の強みである、食と農の原点に返り「みんなで笑顔あふれる食卓を増やしたい」との思いをかなえるため、地域で活動していく。
久保町子会長は「時代は移り変わっても70年前から変わらない願いは、食卓を皆で囲むことの楽しさや笑顔がいつまでも続くこと。県内の女性組織会員が知恵を出し合い、地域の特性を生かした活動に取り組む」と宣言した。
また、県内16JAの女性組織の代表が取り組み内容を宣言した。