良い苗作りへ、適切な播種量を

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説明に耳を傾ける生産者ら

JA塩尻市米穀部会は3月29日までの3日間、管内の米穀生産者を対象に「水稲育苗準備講習会」を各地区で開いた。塩尻地区の講習会には22人が参加した。
JAの営農指導員が良い苗作りの基本を説明。播種(はしゅ)量に注意し、1箱当たり乾もみで80~100グラムで、上限の100グラムを超えないことが健苗育成の条件とした。育苗箱数と播種量の再検討を行い、必要種子量を明確にするとともに、箱数と播種量を適正化するよう説明した。
JAの営農指導員は「苗は寒さには強いが高温にはとても弱いため、温度管理はしっかり行ってほしい」と呼び掛けた。
4月中旬には、水稲育苗管理講習会を地区ごとに開く予定。

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