農具の用意から、マルチ張りまで

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花卉栽培の説明をする菊原さん

JA長野八ケ岳花卉(かき)専門委員会と小海町・北相木村・南相木村花卉振興協議会は、2月下旬から3月上旬の3日間、花き生産者を増やそうと、「予備知識なく花を栽培するための講習会」を開いた。管内3カ所で開き、約30人が参加した。
講師としてJA小海支所販売指導課で花き指導担当の菊原稔之さんが、栽培の基礎知識などを説明した。最初の準備として畑の確保や必要最低限の農具・農機具の用意から、土づくりの肥料の投入、マルチの張り付けなど、順を追って説明。「大きな農機具などを新たにそろえると数百万円規模で費用がかかるので、親戚などが保有している場合は借りるなどしながら、試すことをお勧めする」と話した。
参加者からは、品種選びや行政の助成制度など栽培前の準備に関する質問が出た。菊原さんは「Iターンで新規参入した人も多くいる。少しでも興味がある人が相談してほしい」と呼び掛けた。

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