シャインの剪定、ベテランに学ぶ

「シャインの剪定、ベテランに学ぶ」の画像
矢島さんの指導を受ける部員ら

JA塩尻市青壮年部は14日、ブドウを栽培する部員向けに「シャインマスカット」の剪定(せんてい)検討会を開いた。部員の園地を会場に、約20人が参加。JA果実常任委員会の矢島秀一常任委員長を講師に招き、ベテラン農家の剪定技術や今年の生産について学んだ。
この検討会は、これからの農業を担う若手生産者の技術向上を目的に、果樹栽培の基本となる剪定を学び直そうと、毎年開いている。
矢島さんが園地の様子を確認し、剪定作業で決めた方針を誘引作業でも貫くことなどをアドバイス。「作業は芽の数など一度やり方を決めたら、その園地は同じように進めていかなければいけない」と話し、具体的に切り落とす枝を示しながら、部員と一緒に作業した。部員同士も意見を出し合いながら枝の移動をした。
青壮年部の川窪澄人部長は「樹勢のバランスや今後の作業に影響する剪定作業をしっかり学んで、今期も品質の良いものを出荷できるようにしてほしい」と話した。

MENU