自ら農機点検を

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セルフメンテナンス研修会で実技を指導

県農協生産資材事業推進協議会農業機械専門部会東信支部は2月上旬、上田市のJA全農長野農業機械整備センターで農業機械セルフメンテナンス研修会を開いた。利用者自身が日常的な点検・整備や消耗部品の交換作業をすることで、維持管理費の削減や農繁期のトラブル解消につなぎ、安心して長く利用してもらうことが目的。対象機を購入した生産者とJA営農技術員ら14人が参加した。
研修の対象機は、全農がJA自己改革の一環で昨年からメーカーに開発要求を行い販売につながった大型トラクター。製造元のヤンマーアグリジャパン(株)関東甲信越支社の社員が、点検整備の基礎知識と消耗品の交換などの実技を指導した。受講者は「現在使っている機械とは変更になっている部分が多いので、参加してよかった」「今まで自分で点検したことはなかったが、ポイントが分かったのでこれからは自分でもやっていきたい」と意欲を見せた。

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