和牛子牛 価格下げ

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前回同様のにぎわいを見せた子牛市場

JA全農長野は7日、木曽町の長野県中央家畜市場で、2018年度最後の定例市場を開いた。和牛子牛375頭が上場し、366頭が成立。子牛全体の平均価格は前回12月市場から5万2173円下げて、77万8385円となった。寒さによる体重の減少などで個体差が大きく、販売価格が乱高下し、全体的に下げ基調となった。
去勢子牛は202頭が成立し、平均価格は前回より3万3255円安い83万8647円。雌子牛は164頭が成立し、平均価格は前回より7万1732円安い70万4160円だった。環太平洋連携協定(TPP)や欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)の発効と、県内での豚コレラ確認の直後で、購買者がどれだけ訪れるか心配されていたが、前回市場同様の参加があった。
せり前に行われた子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢▽最優秀賞=沢口稔(木曽町)▽優秀賞=大久保範人(同)◇雌▽最優秀賞=清水義和(木祖村)

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