JA長野八ケ岳は2月上旬、JA女性部を対象にしたセミナーを小海町のJA虹のホールあおぞらで開いた。約50人の女性部員が参加。1月にオープンしたJA虹のホールあおぞらの見学会と相続に関する講演会をした。
見学会は、JA虹のホールあおぞらの宮島直基所長が施設の概要や建設の経緯などについて説明。「組合員や地域の人が使いやすい施設になるように進めてきた。普段から心配ごとや疑問に思う部分があれば気軽に相談してほしい」と話した。説明後に参加者は3グループに分かれ、職員の案内で斎場や法要会場、通夜施設などを見学した。
JA長野信連のファイナンシャルプランナー1級技能士の宮川ルリ子さんが「円滑な相続のために」と題し講演した。遺産相続の基本や概要などを説明した他、新聞記事を使って、遺産相続に関する実際に発生したトラブルを紹介した。
参加者は「転ばぬ先のつえで事前の準備を心掛けたい」「困ってみないと考えが及ばない部分があるので、またセミナーに参加して相続について学びたい」と話した。参加者全員に、記念として大切なメッセージなどを書き残すためのエンディングノートを配った。