県農業発展へ、分科会で懇談

JA長野県青年部協議会(県青協)は1日、JA全農長野との意見交換会をJA長野県ビルで開いた。地域農業の担い手であるJA青年部員の「思い」や「地域の実態」を全農長野の役職員と共有することを目的に行っている。県青協役員や全農長野役職員ら約50人が出席した。
参加者は、作物別に果樹や水田、野菜花き、畜産酪農、きのこの5分野に分かれて分科会をした。今年度は、作物別にテーマを設定し事前に意見交換のポイントを絞った。
テーマに対する回答を全農長野に求めるのではなく、青年部と全農長野が互いの立場を理解した上で意見交換し、県農業の発展に資することが狙い。
果樹グループは「販売から見る信州ブランドの強化について」、野菜花きグループは「販売力強化に向けて」などのテーマを設定した。
県青協の柿嶌洋一会長は「有意義な意見交換会になった。今年は分科会の進め方を変え、しっかりと意見交換ができた。次年度は2回行いたい」と話した。

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