農機安全に使おう、女性部活動活発に

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農機講習を受ける参加者

塩尻市の中西条地区と下西条地区の果樹生産者で構成する西条果実部会は23日、女性部会員を中心に農業機械の安全講習会を開いた。中西条構造改善センターに部会員16人参加した。かつての婦人部活動を復活させることが狙い。
JA塩尻市営農経済部農業機械課の野田康将課長が講師を務め、これからの農作業で使う頻度の高い高所作業車や乗用草刈り機などを使う際の注意点、手入れのポイントなど説明した。
参加者は、機械に触れたり試乗したりするなど、操作のポイントを確かめた。女性向けの刈り払い機も紹介され、参加者は手に取りながら感触を確かめた。
同部会の手塚俊秀支部長は「農家の人手が減っていく中、女性の力でより農業の発展につながるように企画した。婦人部の活動が昔のように活発になればうれしい」と話した。
講習会後は、参加者同士が農作業や地区の話題などで交流を深めた。

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