地域農業振興へ、役割の重要性学ぶ

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講演する大内社長

JA長野中央会は18日、安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツで、非常勤役員研修(後期)を開いた。県内のJA非常勤役員約340人が参加。農業協同組合の使命と今日的役割、地域農業の振興に向けJA役員が果たすべき機能発揮の重要性について学ぶことが目的。
前期に続き「(JAの)自己改革」をテーマに、先進的実践者などの事例からJA組織の創造的自己改革の実現に向け、今後の事業・活動への展開方策について検討した。
宮城県の日本マネジメント協会東部の大内光郎代表取締役社長が「改革期に求められるリーダーとは~戦国武将に学ぶリーダーシップ」と題し講演した。リーダーシップとは「変革を方向づけて人を動かす力だ。そのためには、まず、自分を知ることが必要」と話す。また、JAのマネジメントの問題点を解消するには「役員が変わらなければならない。正しい考え方を持つことが重要。考え方が態度や能力をつくり、成果を上げる」と強調した。
中央会の武重正史参事は、2019年度から取り組む「JA長野県長期ビジョン実現に向けた重点取り組み事項について」話した。県域の現状を報告し主要施策実施のポイントなどを説明した。参加者は「急所を突いていて興味が持てた。現状を把握できた」と話した。

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