健康長寿に向けて、体操とレシピ学ぶ

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調理する女性部員

JA長野八ケ岳は16日、第12期レディースカレッジの2回目の講座を南牧村の野辺山基幹集落センターで開いた。部員6人が参加。日本農村医学研究所の栁澤和也主任研究員を講師に「健康長寿に向けた身体(からだ)づくり」と「長寿の里『佐久』プロジェクトの花咲く長寿レシピの紹介」をテーマに学んだ。
「健康長寿に向けた身体づくり」では、冬場の運動不足に備える体操を紹介した。栁澤主任研究員は「夏に比べて、冬は体を動かさないため、硬くなってしまう。作業の合間や空いた時間にストレッチをして、健康長寿に向けた体づくりを続けてほしい」と話した。
花咲く長寿レシピは、「適塩・栄養バランスへの配慮」「地元食材の活用」「食べやすい、作りやすい工夫」の三つをコンセプトに掲げていることなどを学んだ。
講習会終了後には、参加者で調理実習も行った。JA長野厚生連佐久総合病院の管理栄養士2人から説明を受けながら「鮭(さけ)のリンゴみそバルーン焼きセット」を作った。塩分を減らし、野菜の量を増やすことを意識して5品を完成させた。
部員は「素材の味を生かしながら、健康に向けた調理ができるよう参考にしたい」と話していた。

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