思いやりの心で支援

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うえまつ農産物直売所でリンゴの箱詰め作業をするメンバー

長野市を拠点として活動する民謡グループ「謙竹会」は、東日本大震災の被災地へリンゴを贈る支援活動「りんごプロジェクト」を続けている。活動に共感したJAながの「うえまつ農産物直売所」の出荷者がリンゴを提供し、岩手県大槌町の福祉施設などへ届けている。生産者で同会に所属する田畑寛善さん(77)が直売所出荷者にリンゴの提供を呼び掛けたことをきっかけに、同直売所が協力している。
11日には、長野市上松の同直売所で、メンバーらがリンゴの箱詰めと発送作業をした。今回は18人の出荷者からサンふじを中心に約500キロが寄付された。
田畑さんは「震災のことを忘れてはいけない。今後も被災地の力になれるよう、支援を続けていきたい」と力を込めた。
プロジェクト代表の山本謙竹さん(72)は「毎年、生産者の皆さんの協力により支援プロジェクトを続けられている。皆さんの思いが届けられることを祈っている」と感謝を示した。

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