葬祭施設が完成、内覧会に600人

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内覧会に訪れた来場者

JA長野八ケ岳と長野エーコープサプライが共同運営する葬祭施設「JA虹のホールあおぞら」が完成した。竣工(しゅんこう)式を12日、内覧会を13、14の両日開いた。
建物は、2階建て延べ床面積約1740平方メートルで全館バリアフリー。1階は八ケ岳の自然を意識した色調で統一し、大式場と人数に合わせて利用できる小規模用の式場、広々としたリビングと和室の通夜施設を完備。2階は人数や用途によって3会場まで分けることができる会食会場で、合わせて使うと最大216人まで収容が可能だ。
竣工式には、JA管内の町村長や役職員ら関係者約80人が出席。JAの由井和行組合長は「虹のホールあおぞらの建設は念願だった。葬祭事業にとって建物の竣工は一つの節目であり通過点だ。今後、事業運営を通じて地域に貢献できるよう、職員一同より一層の業務に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
内覧会には、組合員や地域住民約600人が来場した。施設見学の他、葬祭ディレクターによる事前相談会、会食料理や返礼品の展示会なども併せて行い、来場者全員にうどんを振る舞った。来場した組合員は「新しい施設の説明が聞け、相談もできてよかった。継続してアピールしていってほしい」と話した。

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