JA木曽は、木曽町の木曽文化公園文化ホールで組合員組織全体集会を開いた。生産部会や女性部などの部員やJA役職員ら約400人が参加した。農畜産功労者等表彰や組合員活動発表、組合員セミナー、JA木曽自己改革の報告、女優の藤田弓子さんが記念講演をした。また、「加速する自由貿易から地域の農業とくらしを守り、JA自己改革をすすめる特別決議」を行い、組織全体の意思確認をした。
高橋徳組合長はあいさつで、政府が進める農協改革、各国との貿易協定や貿易交渉で一層の市場開放の影響が懸念される中、「あると便利な農協ではなく、なくてはならない農協としてJA自己改革を進め、役職員一同一層の努力をして組合員の負託に応えていきたい」と話した。
JA長野中央会松本支所の都筑伸一支所長は、JA長野県大会で確認した『食と農で地域に笑顔を作ります』の新たなJA長野県ビジョンに基づき「これからは組合員との対話を通じて、JAの自己改革に取り組んでいくことが大切だ」と述べた。
組合員活動発表では、前女性部長の松原ひろみさんが、2年間の女性部活動についてスライド写真を使い発表した。
組合員セミナーでは、JA長野信連の宮川ルリ子審議役が「円滑な相続の実現のために」と題し、遺言書の活用について話をした。