ブドウ棚復旧、皆が力合わせ

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坂城町のブドウ園で倒れた木を伐採する参加者

JAながのは11月、数日にわたり、今年9月の台風21号の被害で、ブドウ棚が倒壊した管内の畑の復旧作業を行った。坂城町では、3戸のブドウ農家で約57アールの被害が発生。JAとJAちくま青年部、県長野農業改良普及センター、NOSAI長野、同町のブドウ生産者ら総勢50人ほどが、3戸の被災園の復旧作業に当たった。
大きな被害が出た40アールのブドウ園では、11月中旬、青年部員が棚上げの妨げとなる太い木をチェーンソーで切って運び出した。下旬には、関係機関やJAの職員らがブドウの木や倒れた棚を持ち上げ、引き起こす作業を行った。倒壊現場は草が生い茂り作業は難航したが、全ての棚起こし作業が完了した。
被害を受けた生産者は「一人なら諦めていたところだった。作業支援をしてもらい本当に助かる」と話した。
JAはこれまでも、台風21号発生直後から管内の組合員を対象に、復旧のための資材購入助成を行うなど、支援対策に全力を挙げている。

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