来年へ対策共有

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来年への方針などを共有した会議

JA塩尻市そ菜常任委員会は11月中旬、そ菜生産販売反省会を開いた。生産者、市場関係者、市の農政課職員ら約90人が参加。2018年の生産販売経過と技術課題を確認し、来年に向けた方針などを共有した。
18年は、春から夏にかけて全体的に高温が続き、アスパラガスは太物が多く出荷された。アスパラガス(2L)の収穫量は29万5000本(前年対比368.5%)、販売金額は1億2000万円(同225.8%)だった。
他の品目は、6月上旬の強雨、降ひょう、7月上旬の梅雨明け後の雨、それ以降8月まで続いた干ばつ、9月の台風21号など、不安定な天候の影響を受けた。主力のレタスは、6月の降ひょうや夏の猛暑で収穫時のロスがあり、安定していた昨年に比べて、収穫量は90%ほどにとどまった。
共通した技術課題としては、気温の上昇に伴うネグサレセンチュウなどの被害がレタスやキュウリに見られたことから、薬剤散布などの対策を呼び掛けた。三村安則常任委員長は「次年度に向けて安全・安心の農産物の生産に努めてほしい」と呼び掛けた。

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