来店客にリンゴの試食を振る舞いながらPRする青年部メンバー(20日、東京都渋谷区で)
関東甲信越地区農協青年組織協議会は20日、東京都渋谷区のJA東京アグリパークで、「秋の大収穫祭~関東甲信越うまいもの大集合WEEK」を始めた。23日までの4日間、日替わりで1都8県のJA青壮年部員が自慢の農畜産物を販売し、都心の消費者に秋の味覚をPRする。青年部活動や農業への理解を深めてもらおうと、初めて開いた。
初日は、JA栃木青年部連盟とJA長野県青年部協議会が出店。栃木県からは、イチゴ「とちおとめ」、「スカイベリー」を使ったいちごジュース、ニラなどを並べた。長野県からは、リンゴやおやき、上田市の地元産大豆を使った「奏龍味噌(なきりゅうみそ)」、若手農家グループが製造販売する餅などを持ち寄った。両県の青年組織メンバー20人が参加し、試食を呼び掛けながら販売した。
来店客は「長野のリンゴを買えてうれしい。1週間ぐらいやってほしい」と話していた。
同協議会委員長で今回のイベントを企画した、JA長野県青年部協議会の柿嶌洋一会長は「関東甲信越の農畜産物の魅力を東京で伝えたい」と強調した。
21日は栃木県、神奈川県、22日は茨城県、群馬県、埼玉県、23日は千葉県、東京都、新潟県の青年組織が出店し、農畜産物などを販売する。