適期収穫を

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規格を確認する農家ら

JA大北と同JAりんご生産部会は11月中旬、晩生リンゴのサンふじの目ぞろえ会を大町市平のJAりんご選果場で開いた。大町市や松川村の農家30人ほどが参加。JA中部営農センターの営農指導員が選果場の選果機センサーによる着色度、熟度の数値と実際の見本を基に出荷基準の目安を説明した。
夏場の天候不順の影響で若干小玉のものもあるが、着色などは良好。営農指導員は「引き続き適期収穫をお願いしたい」と話した。
農家らは実際に見本のリンゴを手に取り、傷の具合や大きさ、色を見ながら規格を確認していた。
選果場では、サンふじの受け入れを9日から開始。主に中京・北陸方面の市場に1万4600箱(1箱10キロ)の出荷を計画している。出荷は12月中旬ごろまで続く予定。
竹村武人部会長は「良いものを出荷し、農家の所得増大にもつながるよう、頑張ってほしい」と話した。

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