人気の「色男の力もち」、今年も販売開始

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きねつきの餅をアピールするメンバー

長野県のJA松本ハイランド管内の若手農家4人のグループ「色男の力もち」が手掛ける餅の販売が、今年も始まった。商品名も「色男の力もち」。生産・加工・販売の全てを手掛ける6次産業化に取り組み、高い成果を上げている。今年は新たに「青豆もち」の販売をスタート。消費者の期待に応えるため商品ラインアップの充実に努めている。
4人とも稲作農家で、地元産のもち米を使った餅の流通が少ないことに目を付け、自らが栽培したもち米を使った切り餅の製造・販売を始め、今年で9年目。個性的な商品名と味の良さに加え、添加物や保存料などは一切使わない安全・安心な製品作りが口コミで広がり、年々リピーターが増えて売り上げを伸ばしている。今年の製造は、松本市和田の加工施設「夢あわせ工房和田」で10月下旬から始め、3.6トンのもち米を加工する予定だ。白餅、玄米餅、黒豆餅、きび餅、のり餅などを販売。12月中旬からは、鏡餅も売り出す。持ち込まれたもち米を切り餅に加工する「色男の餅つき代行」も毎年申し込みが増えている。
代表の田中清文さんは「自慢のもち米を使い、今年もおいしくつき上がった餅を多くの人に味わってほしい」と話した。
商品は、JA農産物直売所「ファーマーズガーデン」各店などで販売している。

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