観光振興兼ね見本市

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大盛況だった女性部の郷土料理の試食

JA大北は10月下旬、管内の農畜産物・農産加工品見本市」を大町市の本所会館で開いた。約200品を展示、販売。観光関係者と地域住民ら約200人が訪れた。JAオリジナル商品や郷土食を試食し、おいしさを実感していた。
見本市は、観光業が盛んな地域の特徴を生かして、宿泊施設などで地元産品の利用を促し、地産地消の拡大による農家所得向上と、観光の魅力向上に貢献しようと企画。昨年初めて開いた。今回は地域住民に対象を広げ、販売もした。
JAオリジナル商品の米粉麺や米粉ロールケーキ、日本酒などの酒類をはじめ、JA女性部10支部が作った大北産米100%米粉を使ったすいとんや松川村産黒豆を使ったきび団子、おこわ、クレープなどを用意。「北アルプス山麓ブランド」登録商品や、姉妹提携する静岡県JAしみずの商品も並べた。
特に女性部の料理の試食が好評で、用意したレシピを多くの人が持ち帰った。
白馬村で宿泊業を営む女性は「昨年大変良かったので今年も参加した。特に女性部の料理はおいしく、お客さんに提供する料理の参考になる。今後も開いてほしい」と話していた。
山田高司組合長は「JAは農業と観光を基本に事業に取り組んでいる。地域で生産している農畜産物を地域住民や宿泊業を営む皆さんに知っていただき、それを活用する機会につながればうれしい。地産地消への一歩となれば」と今後への意気込みを示した。

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